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犬の幼稚園っていつからいつまで通ったらいいの?通園期間の目安は?

  • 執筆者の写真: くどう まやか
    くどう まやか
  • 1月29日
  • 読了時間: 7分

こんにちは、大阪市福島区にある犬の幼稚園、oluoludogschoolの工藤と申します。


・犬の幼稚園っていつから通わせたらいいの?

・いつまで通ったらいいの?

・困ったことがある場合、どのくらい通ったら効果がでるの?


この記事は、そんな疑問を持っている飼い主様に向けて解説していきます。


犬の幼稚園に通い始めるタイミングはいつがいい?

パピートレーニングの場合は、大体2回目の混合ワクチン接種後からの通園を推奨しているところが多いです。


犬の社会化期は生後3週齢~13週齢までです。

社会化期は脳が急激に発達する時期で、あらゆるものへの好奇心がいっぱいです。

人や犬とのコミュニケーションを学んだり、、音・人・犬・もの・場所・ニオイなどの刺激に対して警戒心がうすいので色々なものに慣れるべき大切な時期です。


そして生後13週齢~6か月までを若齢期といい、ここでの経験で犬の性格が完成すると言われています。このころから徐々に警戒心があがっていき、あらゆる刺激に対して徐々に「怪しい・苦手」などの気持ちを抱き始め、お家に迎えたころにはなかったお悩みが出てきたり、【個性】がはっきりでてくる時期です。


この”刺激に対して寛容な時期”のうち、苦手意識が深まる前に予防的なトレーニングをおこなうのがパピートレーニングです。


成犬で幼稚園にくるケースは大半が何かお困りごとがあってのことかと思います。

思い立ったらすぐ通い始めるのがよいでしょう。


子犬から通うのと、成犬になってから通うのとでは何が違う?

物事に対して「慣れる」「受け入れる」「覚える」までのスピードです。


犬の幼稚園は、知らない場所・人・音・犬であふれています。

トレーニングを始める云々の前に、まずは幼稚園に慣れてもらうことが大切です。


生後6か月未満の仔犬であれば、30分~1日

生後6か月~1歳未満であれば、2回目~4回目

生後1歳以上の場合はそれまでの経験や性格によりますが、早ければ1か月、遅いと半年以上かかることがあります。


※あくまで「ケースが多い」というだけで、必ずそうとは限りません。週1回で通うのか、週3回で通うのかによっても異なります。


何かを教えていったとき、パピーの場合はまっさらなキャンバスに1からセッションしていくので吸収力が高いです。

ただ、成犬以降の場合はこれまでの学習履歴や経験によって引き出しが変わってくるので、吸収力や覚えるスピード、慣れたり受け入れたりするまでのスピードは犬によってまったく異なります。


犬の幼稚園っていつまで通ったらいいの?

お悩みのある・なし関わらず平均的な理想通園期間でいうと、最低2年です。

犬が変わるかどうかというよりは、犬の変化も含めて飼い主様が愛犬専属トレーナーとしてある程度トレーニングができるようになるまでの期間が、最低2年です。

※トレーナーとのやりとりの中で、細かいチューニングやレクチャーの機会が定期的にあるという前提です


"おすわりって言ったら座る、フセって言ったら伏せる”といった行動を教えるのはとっても簡単ですが、実際のドッグトレーニングはもっと日常に溶け込む習慣のひとつひとつのことを指します。

愛犬と人が暮らす上で、より楽しく、よりハッピーで、そしてストレスなく暮らすようにするための習慣をつくること・引き出しを増やすことがドッグトレーニングです。


そのため、習慣を変えても行動や生活に変化が出るのにも時間がかかりますし、その変化を見たうえで次のステップに行くのか、方法を変えるのかを検討していく必要があります。

そして犬が変わったのかどうか、その変化がどういう要因なのかを見る力を飼い主さんが手に入れられると怖いものなしですよね。


パピーであっても、6カ月の時と1歳の時と2歳の時とでは、まったく思いもしないお悩みが増えていたり、できていたことが急にできなくなったりするものです。

そういった変化に応じるという意味で、最低2年です。


通う頻度は無理なく、長く通える方を選びましょう

犬の幼稚園はどこも決して安価ではありませんし、お引越し、出産などライフステージが変わったり、ご家族の体調などによって通える頻度も変わってくると思います。


予算的に厳しいから…犬を変えたいから…短期間だけなら頑張れる…と高頻度で通って2~3カ月で通ってスパーンとやめてしまうと、正直あまり意味がありません。

それであれば、多少少なくても無理なく通える頻度を選択するのがベストです。


家からなるべく近いところを選ぶ、交通の便がいいところを選ぶ、通園が難しい場合は送迎サービスがあるところやオンラインサービスを利用するなどして、なるべく長く通える幼稚園を探してみましょう。


また、同上の理由で合宿(預かりきりのトレーニング)などを利用した後にすぐにやめてしまうのもあまりおすすめできません。


しかし、頻度が高いほど変化が早いのも事実です。

頻度は高い⇒徐々に低くしていくというのが理想の幼稚園の利用頻度だと思います。


幼犬から老犬まで通ったっていい


幼稚園の利用の仕方はさまざまです。ある程度基本のトレーニングが終わってからも、難しいセッションをしたり、トリックを教えたり…。

オビディエンスやドッグダンス、ドッグピラティスなど、教えられることは無数にあります。


どこの幼稚園でも、刺激や発散に、愛犬が幼稚園で楽しんでいるから…など、特に困ったことや求めることがなくても通い続けているワンちゃんはたくさんいると思います。


問題行動の改善はどのくらいの期間で効果がでるの?

困った行動が出はじめた期間、そのままかかるのが一般的です。

6か月おトイレに失敗し続けた犬は6か月かかりますし、4年お留守番で鳴き続けた犬は4年かかります。


ただし、あくまで一般論ですので、早々に変化が訪れることもあれば、思ったよりも時間がかかることもあります。


また、下記のような特殊なパターンでの困った行動は、想像よりも行動の変化が起こるまでに時間がかかることが多いです。

・コリー系のワンちゃんの自転車・バイク追いのように、その犬種特有の行動(過去お仕事だった行動)を問題行動として改善する場合

・過去に痛みや強い不快感を伴う経験をへたことによる行動

 例)トリミングサロンでケガをしてからお手入れで本気噛みするようになった、抱っこした拍子に腰を痛めてから抱っこが嫌いになった等

・その行動単体に強い快情動が伴っている場合

 例)マウンティング、地面に体をこすりつける、猫や鳥などの小動物をおいかける、匂い嗅ぎ、いたずら

・インパクトが大きな強化子によって強化された行動

 例)椅子の上に登ったらテーブルの上にあった美味しいものを食べられた


これらの場合に限った話ではありませんが、いついかなる時も困った行動を起こさないように教えるのか、ある程度人間が環境設定や回避をする前提なのかによってもかかる期間は異なります。


また、トレーニングで性格を変えたり、犬が持つ感情を完全にかえることはできません。

どこを目標にするのかは、トレーナーさんとしっかり話し合いましょう。


まとめ


いかがでしたか?

今回は犬の幼稚園に通うとしたらいつからがいいのか…といった「期間」や「時期」のお話をさせていただきました。


ものすごく個人的な主観でいうと、「いつまでによくなりますか?」「〇カ月で効果を…」とおっしゃるご家庭ほど、あまりトレーニングがうまくいかない印象があります。

なぜかというと、0か100かで判断してしまい、1~99の成長が中々実感できない・目に入らなくなってしまうためです。


犬のトレーニングによる変化は小さなステップの積み重ねであったり、困った行動や理想の行動に繋がる前段階のトレーニングは一見目指すところとは全く異なるトレーニングから始める必要があったりします。


トレーナー目線で見ると順調に犬が成長していても、困った行動がなおっていないと飼い主さんが「まだできていない!」という目線にとらわれてしまい、本来延ばすべきところが伸びなくなってしまうのです。


逆に「困っているわけではないけどこの子の為によくないかとおもって…」「この子が楽しいことが一番!」と思っているご家庭の方が、犬のよいところがグングン伸びていき、好きが増えていき、結果的にスポンジのようにどんどん吸収するようになることの方が多いです。

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