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​トレーニング3つの柱

​oluoluが用いているトレーニングの3つの柱についてご紹介します。

犬と家族になるということ。

―――犬は大切な家族だ。

愛犬のことを、そう捉えている人が大半なのではないかと思います。

特にこのサイトを訪れてくださった方は、家族として大切にしているからこそ、愛犬のためになにかしたいとこの文章を読んでくださっているのではないかと思います。

犬と家族になるってどういうことか。

人間の子供のように、あるいは自分が親にしてきてもらったように育てることが、犬と家族になるということかというと、それはもちろん違います。

犬たちが、犬らしくのびやかに生きるためには、家族として犬という生き物であることを尊重しなければなりません。

吠えちゃだめ。噛んじゃだめ。引っ張っちゃだめ。

​いわゆる「問題行動」と呼ばれることは、犬にとっては当たり前の行動です。

犬は吠えます、噛みます、そもそもリードをつけずに自由に探索したいことでしょう。

それらは人間と暮らす上で、人間の都合にあわせて犬たちに譲ってもらうことであって、強要することではないと考えています。

ワンちゃんたちの行動を全て人間が望むように教えていくのではなく、犬と人が譲り合える関係が理想です。

犬が犬らしく生きれること、犬であることを尊重したうえで、人(飼い主)が困っていることや望んでいることとの折り合いをつけていくのが、oluoluのトレーニング方針です​。

1応用行動分析学(ABA)に基づいたトレーニング

応用行動分析学とは、行動の前後を分析し、行動の目的を明らかにすることで困った行動を緩和・改善する手法です。

1-1 ABC理論に基づく分析

Antecedent

先行条件

A 

​家に知らない人が来た

Behavior

行動

Consequence

結果

B

​吠えた

C

​人がいなくなった

これにより、行動の理由・目的を明らかにすることができます。

​動物は行動によって目的が達成できると、行動を増加させます。

1-2 褒めるトレーニングの本質

褒めるトレーニング     行動        強化子

             おすわり       おやつ

叱るトレーニング      行動        弱化子

             吠える      リードを強く引く

​行動が増えることを「強化」といい、行動が減少することを「弱化」といいます。

そして、行動を強化する要因となるもののことを強化子、

行動を弱化する要因を弱化子と言います。

いわゆる褒めて伸ばすしつけとは、強化子を使って行動を教え、

NOやダメをつかったしつけは弱化子を用いて起こった行動を抑制して教えます。

​oluoluでは前者を用いてトレーニングをおこないます。

ここでいう強化子とは、犬にとって明確で効果的な強化子のことを指します。

たとえば、「家に人が入ってきたときに吠える」という行動を改善するために、「家に人が入ってきたらハウスに入る」という行動に変容するとします。

このときハウスに入った時に用いる強化子は、「家に人が入ってきた・それを追い出した」という不安や安心をはるかに凌駕するほど魅力の強いものでなければなりません。

​​

また、いわゆる「NO」を使って教えるトレーニングは、犬の行動に対して「NO・ダメと叱る」「大きな音を鳴らす」「首輪やハーフチョークを引く」といった弱化子(犬が行動を減らす要因)を与えて教える方法です。

​弱化子は嫌悪刺激とも呼ばれ、犬がその行動を起こした後に後悔するほどの嫌悪感を与えることで行動を抑制するしくみで、体罰などもこれにあたります。

2エンリッチメント

エンリッチメントとは、犬が本来持っている欲求を満たすための行為のことを指します。

​犬たちが犬らしく、幸せで豊かに生きるための土台です。

Enrichment-Graphic-Japanese-Translation-2-wmy2sg.pdf.png

体と心と行動は密接にかかわりあっています。

​健康的な食事・充足感のある発散と運動・深い睡眠は、メンタルを整える土台です。

ここをなくして、行動をかえることはできません。

愛犬の困った行動の理由の中には、このエンリッチメントが不十分で満たされないことによって起こることがあります。

​oluoluでは、飼い主様がなるべく愛犬のエンリッチメントを提供できるように様々な方法をご提案いたします。

Leaf Pattern Design

3環境設定

犬たちの行動はすべて環境によって変化します。

​困った行動が起こった時、犬の行動を変えるのではなくまずは環境を変えることからはじめましょう。

​その環境は犬にとってよくないかもしれない

たとえば、お散歩中に知らない人や犬に吠えてしまうワンちゃんがいたとします。

この吠えをなんとかしたい!と思ったときに、「人や犬の往来が激しい道で吠えずに歩くこと」を犬に望むのは間違いです。

知らない人や犬がたくさんいるところで上手に歩くことを望むのではなく、犬が楽しんで歩ける道で発散をさせてあげることが大切です。

そして目指すべきなのは、「ゆったり歩ける公園につくまでは隣を歩いてね。その代わり、広い公園についたらあなたがしたいことをしよう。」という譲り合いです。

嫌なものや嫌なことを受け入れなければならないと割りきって行動できるのは、私たち人間が言語を使う動物だからです。

しかし本来動物とは、嫌だ・不安だというネガティブな感情にとても敏感なものです。

犬たちも、その環境下で最善と思う行動をとっているわけです。

悪いのは犬ではなく、人でもなく、環境です。

だからトレーニングは犬が変わるのではなく、環境を変えることが大切です。

トレーニングは魔法じゃない。

昨今、様々なしつけの方法をSNSで見かけるようになりました。

たくさんの情報の中から、どの情報をとったらよいのかと悩まれている方も多いのではないでしょうか。

​一つ言えることは、一口に「吠える」「噛む」「トイレが」「社会化を」と言っても、そのトレーニングは様々な要因と深くかかわりあっています。

そのため、魔法のようにあっという間にその行動がよくなるということはまずありません。

犬のしつけのこと、トレーニングのことはoluolu dog schoolにお任せください。

「しつけ」「トレーニング」というと堅苦しいイメージがつきものです。

でも実際は、人と犬が譲り合ってお互いが幸せに暮らすためのメソッドです​。

何か愛犬のことでお困りごとがある方も、愛犬のことをもっと理解したいという方もお気軽にご相談ください。

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