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長期預かり(合宿)のメリットとデメリット

執筆者の写真: くどう まやかくどう まやか

更新日:2月9日



こんにちは!大阪市福島区の犬の幼稚園、oluolu dog schoolの工藤です。


本校でも行っている長期預かりのしつけ(合宿)を考えている皆様に、トレーナー目線でのメリットとデメリットをご紹介します。


メリットとデメリットは同じ側面をもっているため、それぞれ対比でご説明いたします。


1.成果が出るスピードが速い



英会話や運転免許などの習い事を思い浮かべてみてください。

週に1回講義を受けるのと、1~2か月海外に飛び立つのだと、どちらが早く英語が話せるようになるでしょうか。もちろん、後者でしょう。

週に1~2回学校に通うのと、合宿で取得するのとだと、当然に後者の方が早く目的を達成することができます。


犬のトレーニングも同じです。しつけは短所的なことではなく、生活の中で生まれ、行うもの。

正しい生活習慣で暮らすことで、成果が早く出ます。


デメリット:家に戻ってから何もしないとすぐに元に戻る


それまで家で暮らしてきた履歴がリセットするわけではないので、家に帰ってから困った行動が完璧に治るということはまずありません。

どんな方法を用いても、ありえません。


家に移行してから、お家の中でも飼い主さんが預かり先と同じようにトレーニングを続けていくことが大切です。

合宿に預けたからと言って、飼い主さんの思い通りの成果が完璧に出せるわけではありません。

車の免許を合宿で取って卒業しても、そのあと1年車に乗らなかったら忘れてしまうこともあるでしょう。


2.トレーナーが先行して教えることができる



たとえば、週1回の幼稚園だと何かを教えるとなった場合、お家である程度練習をしたり、教える過程も飼い主さんが担うことがほとんどです。

しかし、合宿や長期預かりの場合はトレーナーが先に犬に行動を教えてから、飼い主さんにそのやり方をお伝えするケースがほとんどなので、その過程をすっ飛ばすことができます。


デメリット:飼い主さんもある程度技術を身に着ける必要がある


1つの行動で完結するものの場合は飼い主さんが特別な技術を身に着ける必要はありません。

「おすわり」という合図⇒座る これで完結

といった行動です。「おすわり」という合図があったら座るということを犬が学んでいれば、飼い主さんは「おすわり」というだけでコミュニケーションが完結するからです。


ただ、合宿コースを利用されるご家庭の多くは何か困った行動に悩まれているケースがほとんどです。

このケースの場合、一つの行動で完結するということはありません。


声かけのタイミング、ご褒美を使うタイミングや与え方などの技術が必要です。

また、リードや首輪を用いたトレーニング方法の場合も、リードの使い方やタイミングが重要となります。(本校では首輪やリードを使ったトレーニングは行っておりません)


例えば、お散歩中に知らない人に吠えるというお悩みがあったとします。

「歩く」という連続した動作の中で、「知らない人を犬が気にした時」「通り過ぎるとき」「興奮した時」とそれぞれ対応を変える必要があります。


どう対応したらいいかをトレーナから指導を受けたとしても、飼い主さんがものにするまでにはそれなりに時間がかかるものです。


また、しつけとは生活の中の習慣ひとつひとつ。

トレーナーと飼い主様とのチューニングをしっかりとって、飼い主様の考え方や犬の見方、習慣を整えていく必要があります。


3.犬にとっての第2の家が出来る



犬がトレーナーと関係を築き、ある程度の期間スクールで過ごすことで、犬にとっての第二の家ができます。

犬が、家ではない場所に泊まるというのは思っているよりもストレスや負担がかかるもの。

冠婚葬祭や突然の病気事故など、何かあったときに安心して愛犬が過ごせる場所が家以外にあるというのはとても大切なことです。


デメリット:飼い主がさみしい

当然のことながら、毎日飼い主さんと生活していた愛犬が長期間離れることになりますので、家族の寂しさは大きなデメリットといえるでしょう。


合宿や長期預かりが適している場合



「幼稚園よりも合宿の方がいいのか」というと、そうとは限りません。

ご家庭のライフスタイルによっては幼稚園に通うので充分というケースもあります。


oluoluでは、「合宿でも幼稚園でもなんでも、長く通える選択をしてください」とお伝えしています。

犬と暮らす”生活”を変えるわけですから、どの方法をとっても一朝一夕にとはいきません。


しかしながら、合宿の方が適しているケースもあります。


お留守番が長い


お留守番が8時間~10時間近くあり、犬との関わりが長く持てない場合は、間違った習慣を修正することができないため、合宿を推奨しています。

特におトイレのトレーニングはお留守番が長ければ長いほど困難です。


また、近しい理由であまりトレーニングの時間が取れないという場合も合宿の方が適しているでしょう。

一口にトレーニングと言っても、犬のメンタルトレーニングは食事・発散・睡眠から成り立ちます。

土台ができて初めてお勉強をすることができるので、そういったメンタルを整えるための「犬にかける時間」が必要です。


家族との関係性に問題がある場合、トレーニングに疲れた場合


家族に対して、噛む・襲うなどの攻撃行動が出ている場合は、一度その攻撃をする習慣から離れた方がよいケースがほとんどです。

人間も、沸点が下がっているときはなんでもかんでも目についてイライラしてしまう…なんてことはありませんか?

犬にもその状態があり、家族に対してノイローゼのような状態になっていると正しい学習を進めることが困難です。


また、人間側がノイローゼになっている場合も同様です。

他所や動画などで学んで一生懸命トレーニングをしているのに一向に困った行動がなくならず、愛犬に対してイライラしたり、「かわいくない」と思い始めたら赤信号。

一度犬から離れて、フラットな視点を取り戻すことが大切です。


長期預かり・合宿を依頼する時のドッグスクールの選び方



飼い主にレクチャーがある


これは絶対条件です。前述したとおり、合宿に預けたからと言って飼い主様の理想の愛犬になるわけではありません。

逆に「お預かりしたら、帰るころには治っています」なんていうことを言われたらそれは嘘です。

たとえば、おすわり・ふせ・まって・おいでなどの基本行動を教えてほしいといった要望であれば合宿だけで完結しますが、お困りごとがスクールに預けただけで完結するということはまずありません。


飼い主に対してトレーナーから十分なレクチャーの機会があるスクールを選びましょう。


清潔感がある


これは長期預かりに限った話ではありませんが、どことなく糞尿のにおいがしていたり、床や壁がボロボロだったり…といった不衛生なスクールはおすすめしません。

犬が過ごす場所が衛生的でないということは、それだけ暮らしも雑ということです。


トレーナーとの相性


合宿や長期預かりに限った話ではありませんが、スクール選びで最も肝心なのがトレーナーとの相性です。

いくら施設がキレイでも、方法がどんなにすばらしくても、トレーナーとの相性が合わないとトレーニングは進みません。


また、どんなトレーナーであっても、「お家での吠えや噛みを完全に治します」というトレーナーはおすすめできません。

犬は一緒にいる人や環境によって行動が変わるものです。

仮にスクールで吠えや噛みが改善したとしても、お家に帰ってからも完全に治るということはありません。

前述したとおり、スクールとお家での移行期間がかならず存在します。


まとめ


いかがでしたか?


oluoluの合宿コースについては、別ページでご案内しております。

合宿や長期預かりは、一定の期間施設に預けることになりますので、信頼できるところを選んでくださいね。



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