犬の留守番ストレスを軽減するためにおすすめする3つのこと
- くどう まやか

- 2 日前
- 読了時間: 6分
こんにちは、大阪市福島区にある犬の幼稚園、oluoludogschoolの工藤です。
・愛犬の留守番時のストレスが心配
・留守番時のストレスを軽減したい
・そもそもお留守番が長いとどうなるの?
そんなふうに考えている犬想いのあなたに、トレーナー目線でおすすめ順にご紹介します。
留守番時間について

トレーナー目線でみたときに、お留守番の時間が8時間以上だと長いなという印象です。
しかし、一人暮らし・共働きで通勤時間が長いとなると、8時間を超えてしまうことの方が多いのではないでしょうか。
留守番はフリー?サークル?
8時間以上の留守番の場合、トイレやイタズラの心配がなければフリーでの留守番がいいでしょう。
イタズラや誤飲の心配がある場合は基本的にはサークル推奨ですが、長い時間の場合は少し広めにしたり、イタズラされたら困るところにパーテーションをして区切って半フリーにするなどの工夫をしましょう。
ただし、トイレの失敗については留守番中フリーにしていると中々改善しないため、トイレ―トレーニングを完了するまではサークル推奨です。
留守番のストレスを軽減するために
1.犬の幼稚園・保育園・ペットシッターを使う

「いきなり元も子もないことを!」と思うかもしれませんが、忖度なく本心です。
留守番が長い場合は、週1~2でもいいのでしっかり日中発散できる手段を用意してあげましょう。
週5日、毎日8時間のお留守番の場合、週休2日でたっぷり発散させてあげないとストレスが溜まります。
パワフルなワンちゃんだと、週2日くらいでは足りないなんてこともありますね。
犬同士で遊ぶ子であれば幼稚園・保育園は発散としてかなり効果的です。
遊ばない子でも、トレーニングを通して遊びや発散をしてくれるところや、フリー時間が長いところであれば十分発散になります。
犬同士の触れ合いがどうしても苦手な子は、ペットシッターにお散歩につれていってもらうのも一つだと思います。
2.朝・晩最低1時間お散歩に行く

お留守番中にストレス行動が出る場合は朝のお散歩はマストです。
お留守番中寝て過ごしているような子の場合は、夜でもOK。
可能ならば朝・夜どちらもお散歩にいきましょう。
大型犬やパワフルなワンちゃんの場合はもっと長くないと発散が間に合いません。
また、お散歩と一口にいってもただただ歩けばいいというわけではなく、しっかり発散としての機能を果たしていることが大切です。
たとえば、
・刺激があまり得意ではないのに街中のにぎやかな道だけを歩く
・終始引っ張ったり興奮したりしている
・終始ドキドキしたり、不安そうに歩いている
などの場合は、歩いていても楽しむとは別の意味で疲れてしまい、ストレス自体を軽減することはできません。
ワンちゃんがリラックスして楽しめるお散歩コースはどんなコースなのか。
時間帯は?
においかぎ、歩く、走る、何が好きか?など、犬のニーズを満たす散歩をしてあげることが大切です。
もし、毎日のお散歩コースが中々犬のニーズを満たせない立地なのでしたら、お休みの時に遠出して広い公園やドッグラン、緑地やハイキングにでかけるなど工夫してみてくださいね。
3.知育玩具などを活用する

知育玩具は、中に食べ物を入れて、舐めとったり転がしたりすることで遊び感覚で食事をするためのオモチャです。
お留守番中に遊べるような知育玩具を活用することで、多少はストレスを軽減することができます。
しかし、1・2と比べるとさほど発散力は高くないため、お天気がすぐれなくてお散歩が少なめになってしまったときや、お仕事の都合でいつもよりお留守番が長くなりそうなときなど、プラスアルファで考えると良いでしょう。
おやつを使うと太ってしまいますので、できれば朝ごはんを知育玩具に詰めて、家を出るときにワンちゃんに楽しんでもらえるのがベターですね。
ただし、おもちゃを破壊して飲み込む危険性がある場合、使用には注意しましょう。
発散の手段は多ければ多い方がいい

留守番の有無にかかわらず、発散の手段はなるべく多ければ多い方が良いです。
今現在真っ只中の梅雨、これからやってくるあつ~い夏。
どうしても中々外に出てあげられないということはあると思います。
そうなったときに、室内で発散が出来るとワンちゃんのQOLがあがりますよね。
室内で出来る発散
・ノーズワーク
嗅覚を使ったワークです。初級であれば「ノーズワーク」という名前で出てくるオモチャや、ブランケットにフードを隠してさがしてもらう遊び。
中級は食べ物を部屋の中に隠して探してもらうワーク。
上級はおもちゃや布など食べ物ではないものを隠して探してもらうワークです。
・行動形成(シェイピング)
トリックやコマンドを教えるのも、ある種発散になります。
中でも行動形成は「犬が自発的にとる行動を伸ばして、行動を教えていく」というワークです。
犬と人のコミュニケーション力が深まるだけではなく、頭をしっかり使うことは発散にもなります。人と何かを成し遂げる達成感を得ることもできます。
なにより、行動形成が習慣になると脳の前頭前野が鍛えられ、感情のコントロールや興奮の制御をする力を自分で身に着けることができます。
発散不足によるストレスとは
「留守番によるストレス」というと、最初に留守番中の行動を思い浮かべるのではないでしょうか。
留守番中に、おトイレを失敗する、噛めるものをかんでいたずらする、手足をなめるなど。
しかし、実際はもっと習慣的で慢性的な行動に現れます。
ワンちゃんの困った行動のほとんどは、発散不足によって起こる……というよりは、充足感のある発散をしっかり行えていれば困った行動をとる必要がなくなり、結果的に改善することが多いです。
※もちろん一概にはいえません。
たとえばお散歩中の引っ張り。留守番が長く発散したときの楽しさがあまりにも魅力的すぎて、外に出た瞬間大興奮で引っ張る子は、日ごろから発散する楽しみを飽きるまでとることで魅力が少し下がり、落ち着いて歩けるようになることがあります。
たとえば気を引きたいが故のおトイレの失敗や、家の中でものを破壊するなどのいたずらも、他で満たされていれば自然とやらなくなることがあります。
また、目に見えて困った行動が起こらなくても、喜びの起伏が薄くなったり、無気力になっていくこともまれにあります。
お留守番が悪いわけではない
犬のことを考えると、お留守番が悪いというわけではありません。
飼い主と離れることが習慣になっているワンちゃんは、分離による不安行動が起きにくくなる傾向にあります。
また、お留守番の環境によりますが、ハウスや一人で寝ることが苦でないわんちゃんは、急にペットホテルに泊まることになった時や、旅行時なども落ち着いていつもどおり過ごすことができます。
しかし、たとえば1日十時間のお留守番を週五回となると、朝晩欠かさずにお散歩に行って室内でいくら発散をしたとしても限界があります。
特にシニアならまだしも、パピーやまだ元気な若い年齢のうちはお留守番によるストレスでメンタル不調を起こしているケースも多く見受けられます。
そういうときはなるべく他者の手を借りて、週のうち半分でも「あ~たのしかった!」と感じられる日を増やしてあげましょう。


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