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執筆者の写真くどう まやか

ワンちゃんが甘噛みする理由と対処法4選




こんにちは!oluoludogschoolです。

・愛犬の甘噛みに困っている

・甘噛み、どうやって直したらいいかわからない

という方向けに、今回は甘噛みについて、考えられる理由と対処法をご紹介します。


1.遊びで噛んでいる

ワンちゃん同士で遊ぶとき、カミカミしながら遊ぶ「ワンプロ」と呼ばれる遊び方があります。

対ヒトに対して行うコミュニケーションをまだわかっていなく、兄弟犬にしてきたように噛むことがあり、パピーのうちは特に多く見られます。


遊びで噛んでいる「甘噛み」をやめさせたい場合は、ワンちゃんとの遊びを不成立にするだけでOKです。

動きを止める、声をかけない、部屋から退出するなど、ワンちゃんにとって遊びとなっているアクションをすべて中断しましょう。


2.歯の生え変わり

こちらはパピーのみですが、歯の生え変わりで口に違和感があったり、無意識に歯の抜け変わりを促進するために甘噛みをするパターンです。

この場合、人にも噛むことがありますがモノにも現れる可能性が高いです。

カミカミできるオモチャや、ガムなどを与えましょう。


3.構ってほしくて噛む

構ってほしい、遊んでほしいという要求で噛んでいるパターンです。

着ている衣服などにかみついてくるのも同じ理由であることが多いです。

対処法の原理は1と同じで、要求に答えなければ自然とやんでいきます。

「要求に応えない」というのはあくまで犬目線であり、人からすると構っていないつもりが、ワンちゃんにとっては構ってもらえたと感じている場合は成立しません。


4.触られたくない、いやだ!という意思表示で噛む

怒るほどではなくとも、「いやだ」という意思表示で軽く噛んでくることがあります。

撫でようとした手に噛んだり、お手入れのときにカジカジしてくるときはこの理由であることがほとんどです。

飼い主側が好意から触った時に噛むのであれば、触り方や構い方を改善したほうがよいでしょう。

お手入れのように苦手であっても受け入れてほしいことは、触られることへの印象をよくする練習が必要です。


5.飼い主が好きすぎる(分離不安)

ワンちゃんの好意が強すぎるあまり甘噛みが強く出るケースがあります。

色々なケースがありますが、在宅ワークなどで一緒にいる時間が長い、お家にいる間は常にくっついている、一緒に寝ている、一人の時間がほとんどない…などのご家庭によく見られます。

この場合、正しい対処法を行っても時間がかかったり、併発して違う問題が出ることがあります。好きすぎるあまり、「構ってもらえなかった、無視された」ということで多少なりともストレスがかかるためです。


飼い主が大好きなことはいいことですが、「飼い主といることも好きだけど、一人で過ごすこともできる」「1人の時間も苦痛じゃない」という選択肢をもてるようになるとよいですね。


気を付けたい!噛みを悪化させる習慣


口の中に手を入れる、口吻をつかむなどの体罰で対処する

いかなる理由であっても、噛みに対して体罰での対処法をするのはNGです。

体罰は副作用が大きく、恐怖を感じることで身を守るために攻撃に転じることがあるからです。

初めは遊びの気持ちからくる甘噛みであっても、この対処法を続けていると本気で噛んでくるようになる…ということも。


興奮をあおる

ワンちゃんの中には興奮しやすい気質の子がいます。

また、飼い主様の日ごろの生活習慣などで興奮しやすくなることも。

興奮は学習を妨げるもので、興奮と甘噛みが合体していると、正しい対処をしていても頭がはたらかずに学習が成立しないことがあります。

興奮しやすいワンちゃんの場合は、同時並行で興奮を抑えるシチュエーションで落ち着けるように練習していく必要があります。


対応するタイミングがバラバラ

どの対処法をするにも、毎回・噛み始めた瞬間に対処を取ることが大切です。

・一緒に遊んでいるときの甘噛みは許すけど、寝ているときの甘噛みはダメ!

・ある程度噛ませるけど、痛く噛むのはダメ!

ワンちゃんにとってタイミングがバラバラだと正しく伝わらないことがあります。

結果、噛むことを助長させてしまうこともありますので、気を付けましょう。


色々な方法を次々試す

ワンちゃんは言葉が通じない分、習慣によって学習を重ねていきます。

学習するスピードはそれぞれ。

学習をしきる前に色々な方法を次々に試してしまうとワンちゃんも混乱し、結果的に甘噛みを悪化させることもあります。

方法を一つ決めたら、最低でも1週間は継続しましょう。


家族によって対処法が違う

家族によって対処法が違ったり、時々によって対処法が変わるとワンちゃんは混乱してしまいます。

「毎回・必ず・誰がやっても」同じ対処法を実践しましょう。


まとめ

いかがでしたか?

甘噛みについて大枠をご紹介しましたが、生活環境や飼い主との関係性、ワンちゃんの性格や学習履歴などによっても適した対処法やかかる時間は異なります。

また、甘噛みだと思っていたけど、本当は嫌だという気持ちから噛んでいるケースもあり、その場合は甘噛みへの対処だと改善しません。

色々試したけどうまくいかない…うまくいってる気がしない…と感じたら、ぜひ一度当店までご相談くださいませ。

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