みなさんこんにちは!大阪市福島区のドッグスクール、oluolu dogschoolです🐶
嬉しいことに、私が犬業界に参入した10年ほど前と比べて犬のしつけに関する施設やコンテンツが沢山増えてきました。
Instagramやtiktok、YouTubeなどでもしつけに関するコンテンツが増えてきて、以前よりもずっとしつけに対する意識が強くなってきたように感じます✨
その中で、
ドッグスクールって必要なの?
通わせたらどうなるの?
と感じる方も多いのではないでしょうか?
今回は、oluolu流、ドッグスクールの必要性やメリットについてご紹介します🙌
ドッグスクールとは?
犬のしつけに関する"スクール"のことです。
しつけのプロであるドッグトレーナーがワンちゃんのしつけ(トレーニング)を行います。
ドッグスクール、しつけの施設、ドッグトレーナーというと大体大きく分けて3つに分類されます。
盲導犬や警察犬などをトレーニングする施設(訓練所とも言われます)
アジリティ、ディスク(フリスビー)、ドッグショーなどの競技会に向けた訓練を行う施設
家庭犬(お家のワンちゃん)のしつけをサポートする施設
はじめてワンちゃんを飼う・ワンちゃんの世界に触れる方からすると1の方がイメージが強いかもしれません。
2は非常に専門的です。多くはブリーダーさんと密接にかかわっている、または該当の訓練所でブリーダーも兼業していることが多々見受けられます。
ご家庭のワンちゃんの"しつけ"というと3が最も近いのではないでしょうか。
ちなみに2には細分化するといくつかパターンがあり、
週何回など定期的にスクールでお預かりをするようちえんスタイル
一週間、1カ月などまるまるお預かりをする合宿スタイル
グループレッスンなどで通うしつけ教室スタイル
出張してお家やお家のそばで飼い主さんと一緒にトレーニングするスタイル(預かりなし)
おおまかにこの4つに分かれます。最近はオンラインレッスンなども増えてきましたね!
1~3は兼業していることもあるので、一概にも完全に分離しているわけではありません。
oluoluでは基本的にようちえんスタイル・合宿スタイルを基軸として、
しつけ教室は月一回、出張はご希望があれば‥という形でサービス提供をしています。
この記事では主に3について紹介していきます!
ドッグトレーナーとは?
ドッグトレーナーは人間でいうところの小学校や幼稚園の先生のようなものです。
他のスクールだと、ドッグアドバイザーやドッグトレーニングインストラクターなど様々な名前がついていることがありますね。
ドッグスクールの必要性
端的に言うと、ドッグスクールに通う必要性は
飼い主とワンちゃんのお互いの理解度を深めるために必要
この一言に尽きます💡
色々な考え方がありますが、oluolu流に言うと「ワンちゃんを迎えたらドッグスクールに通う」という世の中になるのが理想です。
ペット業界の最先端であるドイツやイギリスでは、一般的にワンちゃんを迎えたらワンちゃんが生涯を全うするまでトレーナーさんをつけるご家庭がほとんどです。
当然のことながら犬とヒトは違う生き物ですから、実は「ワンちゃんにとってはストレスになっている…」「コミュニケーションがかみ合っていない…。」なんてことがよくあります。
例えば、
飼い主様が好きすぎるあまりお出かけの前は大騒ぎ、帰ってきたあとに大はしゃぎ!そこだけを切り取るとかわいらしく思うかもしれませんが、
裏を返せば、一人で過ごす時間がストレスになっていて、分離不安の状態になっているかも?一人になることに強い不安を感じているということもありえます。
それと同じ原理で、おトイレの失敗、吠え、噛み、お散歩中の引っ張りなどのいわゆる「問題行動」は、人側が問題行動と呼んでいるだけで、実はワンちゃんからするとストレスや不安によって起こしているということもあります。
反対に人にとってはストレスなこと、いけないと思っていることも、ワンちゃんからするとストレスではなく「吠えたらいいことがある!」などプラスの感情で行動を起こすこともあります。
そんなヒトと犬のコミュニケーションの"齟齬"を、なるべくお互いストレスなく、なくせるようにお手伝いするのがドッグトレーナーです。
そしてワンちゃんの性格・犬種・年齢(月齢)によってその接し方が異なるのはもちろんのこと、お家の家庭環境や家族構成、飼い主様の性格によってもそのコミュニケーションの取り方は全く異なります。
一度円滑になっても、ワンちゃんの年齢があがってくると新たに浮上する齟齬もあります。
数百のご家庭を見守ってきたトレーナーだからこそ、フラットな視点で「家族」を見て方法を示すことができます。
ドッグスクールに通うメリット
前項で触れた話を踏まえて、スクールに通うメリットは大きく分けて5つ。
1.ワンちゃんへの理解を深められる
「なんでこんなに吠えるの?」「なんでやめてくれないの?」というもやもやが晴れ、
「こういう行動をとっているってことは、これが原因?」と自分の接し方を見直すキッカケに。
理由がわからないとモヤモヤすることも、理由がわかれば冷静に対応できますよね✨
2.失敗やマイナスの学習の回数を減らせる
イエスを知らない犬に、ノーを教えることはできません。
そして、行動は基本的に偶発的に起こるものから、その時の学習によって繰り返し定着していきます。人にとっての「ノー」を先に教えても、ワンちゃんからすると代わりに何をしたらいいのかがわからないのです。
ですので、なるべくあらゆることにまっさらな状態からトレーニングを始めた方が、ワンちゃんも混乱せずに人の生活になじむことができます。
たとえば、「外の物音に吠えた」という偶発的な行動のたびに、飼い主がワンちゃんをなだめたり、声をかけたりしていたとします。
ワンちゃんからすると「外の物音に吠えるとママやパパが絶対に構ってくれる」と学習し、吠える時間が伸びたり、吠える対象が増えたり…どんどん吠えという行動が定着します。
そうなる前にドッグスクールで「物音が鳴った⇒吠えなかったらいいことがあった・でも吠えたときは何も起こらなかった」という学習がつめれば、物音に吠えるという行動が起こらなくなります。
3.ワンちゃんとの共通言語を一緒に学べる
たとえばアイコンタクト・ハウス・オスワリ・フセ・マッテなど、飼い主さまとコミュニケーションをとる上での選択肢は多い方がいいです。
「気になるものがあっても吠える前にアイコンタクトしようね。」
「行きたい気持ちがあっても、飛び出したり飛びついたりせずまずは落ち着いてオスワリしようね。」
などなど。
例えば、まずはトレーナーが「オスワリ」って言われたら座るという"カタチ"を教えます。
色んなシチュエーションで練習をして、ある程度ワンちゃんが学んでから飼い主様と実践!という方が、失敗が少なくてワンちゃんにとってもわかりやすく、スムーズな学習に繋がります。
3.ワンちゃんのことに関するお悩みを都度相談できる
たくさんのご家庭を見ていく中で、よく飼い主様から「ワンちゃんを飼うことは子育てと同じ」とお声をいただくことがあります。
生き物相手ですから、できていたことができなくなることもよくあります。
頭ではわかっていても感情が先行してうまくいかないことや、理解できずにもやもやすることもあるでしょう。
逆にうまくいったことや出来るようになったことを分かち合ってくれる存在がいると、なんだか心強い気持ちになりませんか?
oluoluではそんな時に、飼い主様が気軽に打ち解けやすいアットホームさを大切にしています。
4.社会性を身に付けてもらえる
ワンちゃんを迎えたら、お出かけをすることも多いですよね。
それから、旅行や出張、冠婚葬祭や病気などでワンちゃんをホテルに預けたり、入院させたりするシチュエーションは絶対に訪れます。
もしかしたら被災して、避難所では飼い主と同じ場所で過ごせないかもしれません。
箱入りに育ったワンちゃんにとっては、知らない環境、知らない人、知らないワンちゃんがいるところというのは、そこに触れる・過ごすだけでストレスです。
お家の外でも楽しい経験がいっぱい積めた・お家以外でも安心して過ごせる場所がある、というのはもしもの時の備えとして大切です。
ドッグスクールに通わせる適切な時期
早ければ早いほどいいです。
ワンちゃんをお家に迎えたらすぐに検討してもよいほどです。
仔犬の時期は警戒心や行動面でもまっさらな状態なので、「こういうときはこうしてほしい」というのをたくさん教えることで、そもそもの問題行動を予防することができます。
もしあなたがワンちゃんの行動に困っていたり、なおしたい行動がある場合も同様ですぐにでも検討するべきです。
学習が積み重なれば積み重なるほど、その行動を改善するのには同様の時間がかかります。
ドッグスクールを選ぶときは
oluoluではカウンセリングに来ていただいた方に、基本的に「ぜひ他のスクールも見てみてください」と伝えています。
スクールごとに方法や方針、考え方は全く異なりますが、基本的に”ゴール”の認識が相違していなければ過程が違うだけで結果は同じです。
それよりもドッグスクールは飼い主様とワンちゃんのコミュニケーションに関わることなので、トレーナーと密接にかかわりながら進めていきます。
言葉を選ばなければ、「家族のことについて打ち明け、アドバイスされる」相手なわけですから、相性はとっても大事です。
考え方ややり方に共感できる・惹かれる
気が合う、気を遣わずに話せる
安心してワンちゃんを任せられる
飼い主様が直感的にそう感じるスクールを選ぶことが大切です。
ひとつしか見ていないとそのスクールの考え方の他の選択肢を知らないので比べようがないと思いますが、色々見て回ると違いが分かると思います。
それに、「そんなもんなのかな?」と半信半疑の状態だと、結局お家での環境が変わらず、飼い主様とワンちゃんの関係が改善しないというケースもあります。
まとめ
いかがでしたか?
ドッグスクールはワンちゃんとのコミュニケーションを学ぶために通う
ドッグスクールに通うメリットはたくさん
ドッグスクールに通うなら、早ければ早い方がいい
ドッグスクールの選び方は「相性」や「共感できるか」が大事
です!
大阪市福島区でドッグスクールをお探しでしたら、是非一度無料カウンセリングへお越しください✨
皆様のご予約・お問合せをお待ちしております。
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